2012-05-28

ダーク・シャドウ Dark Shadows

LOVE AND PEACE の時代の呪いの物語。ティム.バートン初体験としてはこんなものかと。

ドラマの中で出て来る「ある愛の詩」。「愛とはけして後悔しないこと」。それに感動する呪いをかけられた主人公。「ある愛の詩」ってLOVE AND PEACE の世代の人達の話だったんだと思い出した。僕はそれを皮肉り、主人公を演じたライアン・オニールに「おかしなおかしな大追跡」で「くだらないセリフだ」と言わせたピーター・ボグダノヴィッチ監督に拍手を送った「愛とは後悔だらけ」のLOVE AND PEACE ナンセンスと思う人。

だからかも知れないけど、このジェットコースターのアメリカンドリームにしらけてしまうのです。

ジョニー・デップのクレージーぶりもそんなんでもなく、くすぐる笑いはあったものの呪いの物語の終わり方もなんだかなと乗れぬまま。

ティム.バートン、ジョニー・デップのゴールデンコンビはちゃんと観てみたいとは思うけど、最新作はこんなものか程度の映画でした。

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