色は匂えど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせず(いろは歌)
オーディションで採用した演技経験なしの7人のおばさんたちが滝を見にいき、道に迷い、アンビリバボーな経験をする物語。
さりげないコメディを得意とする沖田修一監督の新作はとても地味な作品ながら、おばさんたちのたくましさに心和む。
ハイテク化された便利な時代で、不便さに遭遇した時、生きる知恵を持っているのはやはり「おばさん」たちなのだろう。
「40過ぎたら女はみんな同じ歳よ」口喧嘩で飛び出すセリフそのままにおばさんたちは自分を守る術を身につけている。
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