なんか久々の洋画。本当に本人が監督してるの?と思いたくなる程の多作ぶりのクリント・イーストウッド監督作品。
2009年のアメリカ・ニューヨークで実際に起こった奇跡的な生還劇の映画化で、事故は未然に防げたかをベースとしたドラマは巧みに失われたアメリカンドリームを呼び起こすシチュエーションが散りばめられている。
事故は未然に防げたかを論議される事務方と現場のドラマと自問自答するパイロット。事故当時の被災となった乗客たちのドラマ。
そこで描かれるのは民主主義のあり方なんだろうな。
現実、コンピューターの事故解析が現実よりも重んじられる危険性はあり得ることだし、人と人との繋がりが軽んじられていく現代社会に対する危機意識としてこの映画があるんだろうな。
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