2009-03-31

雨合羽 Raincoat

明日から四月というのに、しぶとく寒気が居座っているようで、時雨模様の天気が続くこの頃。

冬の厚手のジャンパーを脱ぐ頃合いでもあるはずなのに、街行く人もいつまでも冬物を着る人と春物を着る人が混じり合っている。

僕も週末から思い切って、冬物のジャンパーからフリースに衣替えしたものの仕事帰りの夕方になると時雨れて、風も強くなり、寒い思いをしている。

このところの雨や雪は風が強くて、傘も差せない時が多いので、100円ショップで見つけたビニール製の雨合羽を試しに買ってみた。

さすがに100円だけあって、使う身への配慮はなされておらず、裾の長いものは雨に濡れないように手を入れるポケットがなかったり、ポケットがあるものは昔流行ったヤッケタイプで、お腹のあたりにあるポケットは左右繋がっており、必然的に合羽をかぶるタイプになっていて、雨に濡れている時の着脱が大変でもある。

昔はそれほど多くなかったビルが建ち並ぶ街中、ビル風ですぐに壊されてしまう雨傘を差すよりも、雨合羽の方が動きやすく重宝すると思うのだけど、なかなか使い勝手のよい物に巡り会えない。というより、雨合羽を売っているところってどこなんだろうと100円ショップ以外どこを探しても見当たらない状況に困惑している。

ネットではそれなりのキーワードで検索すれば見つかるけれども、雨合羽の作りを細かく書き記したところはなく、現物を手に取りが理想であるはずなのに。

気候不順が今の気づかぬ不便さを教えてくれている。

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