確定申告はとっくに済ませているけど、e-Taxの話題がちらほら聞こえてくる。
思うにe-Taxの利用者側のメリットって、パソコンで申告出来るだけのような。
e-Taxの控除もその年だけとけちくさいものだし、還付も混む前の申告に比べ、一週間程度しか早くない。
e-Taxを利用する際に求められるのが、住基カードの登録で、さんざん問題になった住基カードの利用促進にe-Taxが使われているだけだろう。
住基カードの問題は自分の個人情報がネットに流れる云々で議論になったけど、本質は自分の個人情報がひとつにまとめられる事だと思う。
ひとつにまとめられた個人情報がハックされたら、どうなるかだし、その納税情報から子供手当だとか、障害者助成だとかで、この人は収入があるからあげる、あげないの判断に使われる可能性があるから危ないんじゃないか。
まぁ、手当や助成を受けられないほど収入があるわけではなく、給与から天引きされた税金が返って欲しくて確定申告する身には住基カードの個人情報流出なんか何も怖くないけど、住基カードの登録料、e-Taxで使われるカードリーダーの代金など身銭切って、自分の個人情報を提供する気もないし、確定申告の時に後から電話などで問い合わせ来るより、対面で申告した方が何となく安心出来るというアナログ思考からe-Taxはする気になれない。
便利さの裏側を知ると便利さの怖さが判るかも。
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