秋の深まりの早さに戸惑いつつ、急に厳しく朝晩の冷え込みに、家にいる母にストーブの試し焚きをするように急かしていたら、昨晩、母が心細げに「ストーブの火のつきが悪い」と話してきた。
予定が何もなかったので、今朝、灯油を配達して貰っている会社に「灯油の出が悪く、見て欲しい」と電話すると、オペレーターの女の子が「修理ですか?点検ですか?」と聴いてくる。壊れているのかどうかも判らないから電話しているのに。。
ストーブの型番を聴かれ、答えると、「今日中の方がいいですか?明日でもいいですか?」と聴いてきて、雨が降り、寒い時に電話しているこちらへの配慮のなさに、イラッとする。
昼頃、連絡を受けた修理屋さんが来てくれ、また事務的なのかなと思いきや、状況を聴いて、「まずは調べてみますね」とストーブを開けて見てくれ、結局、分解掃除で、不完全燃焼で溜まったススを取り除いてくれて、ストーブのトラブルは解決した。
油量調整の器具の交換とかになったら、痛い出費と思っていたから、分解掃除一万円弱は大助かりで、週末寒くなるといわれているだけに、心細げの母も一安心した様子。
修理屋さんに、「たまにでいいですから、ファンの綿ゴミをとって下さいね」といわれ、ストーブの恩恵に甘えていて、掃除も何もしない事に恥じ入るばかりだった。
昼から家を出て、疲れを癒しに行った風呂屋で、「円高なのに、灯油はさっぱり下がらない」とこぼす小父さん達の話を耳にし、そういえばそうだなぁと自分の疎さを思い知る。
帰宅後、自分の部屋の冬支度を少し始め、月日の流れを思い返す。
「修理ですか?点検ですか?」自分の身体も云われないようにしなくちゃね。
0 件のコメント:
コメントを投稿