先週末の金曜日、初めての教会のお葬式に参列し、仏前とは異なるお葬式を体験した。
参列した信者さんたちがパイプオルガンの奏でる讃美歌を歌い、聖書の一節が読み上げられる、けして裕福とは云えない教会の中で厳かに行われる儀式が、よく映画に観る教会のお葬式を思い出させ、親近感を持つことが出来た。
友だちのお母さんの遺影が正面に飾られ、その遺影を眺め、式の進行に身をゆだねていると、聞き覚えのある讃美歌「いつくしみ深き」が歌われ、不意に涙があふれ出した。
ラーメン屋を営み、食べに行くといつもサービスに大盛りにしてくれたり、飲み物をおまけしてくれ、友達に電話すると、間をつなぐ間、こちらの身体を気遣ってくれる友だちのお母さんの想い出が蘇り、発病から数ヶ月の早さで亡くなった無念を思いやった。
いつくしみ深き 友なるイエスは
かわらぬ愛もて 導きたもう
世の友われらを 棄て去るときも
祈りにこたえて いたわりたまわん
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