2010-11-21

お金の話 Story of money

スーパー銭湯で、肩に刺青を入れたお兄さん達が、咎められないようにその刺青を手拭いで隠しながら、入浴していて、話す会話をそれとなく聞いていると、国際社会を相手にする商売では高額取引が盛んなようで、借金の仕方から、税金対策まで、日頃、100円ショップ暮らしをする庶民が想像も出来ない「お金の話」を聴くことが出来る。

先日のお兄ちゃんの話によれば、年収900万円だかを越えると納税額の比率が跳ね上がるらしく、それを越えない程度に収入調整を行っているらしく、障がい者支援をする善良な方々が「税金を払える生活」を美徳のように語るお話が胡散臭く思えてくる。

更にそのお兄ちゃん曰く、国民健康保険の月々の支払いは月々6万円程度らしく、年収900万円にして、月々6万円程度の国民健康保険料なのだと、年収200万円にも満たなく、月々1万円程度の国民健康保険料を払う一庶民としては、その社会の不公平感に驚きもした。

まぁ、保険適用範囲の治療を高所得者がどれくらい利用するかは確かに疑問だけれども、国民の8割は300万円から600万円の年収で暮らすこの国では、その8割の方々に社会保障の負担をして貰わなければ国が成り立たないわけで、国防論議盛んな昨今、超高齢化も控えて、更なる税負担が待っているんだろうなと思いもする。

そうなれば税負担などしたくない高所得者はおそらくもっと資本主義の国に移り住む事だろう。

高所得者になりたいとは思わないけども。

0 件のコメント: