ポリネシアの文明と南米インカの文明の類似性にこだわり、南米ペルーからいかだでポリネシアまで辿り着き旅を実証したい。1947年にトール・ヘイエルダールが行なった、筏のコン・ティキ号の旅の映画化は血肉に飢えたサメとの闘い、鳥を見つけて、大陸が近いと歓喜する彼らに夢中になった。
北欧生まれのトール・ヘイエルダールの無鉄砲さを幼少の時の出来事で見せ、妻と旅したポリネシアが当時アジアから移り住んだと言われていたポリネシアの人達が先祖は東から来たと語る話とその文明遺産の南米インカとの類似性から、南米ペルーから筏でポリネシアまで行けるのを実証したいという想いの強まり。
旅の準備の話の方が面白く、だだっ広い海の旅の話はつまらなくなる。そんな不安があったけれども、実際は逆で、船出した後の物語の面白さはやはり素晴らしい。
冒険者たちは金の工面は下手くそで、家族の心配にも鈍感だけど、自然を生き抜く知恵はある。そんな生き方を疑似体験させて貰った。
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