「真夏の方程式」「コン・ティキ」に続けて、海の映画、「海と大陸」を観る。
南イタリアの小さな島は漁業と地中海の観光で生活する貧しい島。その島はアフリカの難民の泳ぎ着くところ。
国の安定を守るためには溺れる難民を助けたならば幇助の罪。海の掟は溺れる人を見殺すな。板挟みに悩み、苦しむ村人。
グローバル化の時代、国境はますます厳しい存在となる。
数多く作られる難民映画の一本でその過酷さの描き方からみれば普通の出来ではあるけれども、海と大陸の間にある島は更に過酷な位置にあるのだろう。
そこか死か。それが国境。
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