色は匂えど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせず(いろは歌)
クリント・イーストウッドの名作「許されざる者」のリメイクで舞台をアメリカ西部から日本の北海道に置き換えた李相日監督作品。
明治時代の北海道開拓の裏話的な舞台設定で、女郎とアイヌをかばう人斬り十兵衛の物語となっていた。
悪くはない。役者もみんないい演技をしている。けれどもクリント・イーストウッドの名作と比べると見終えた充実感に乏しい。
何が悪いのかはうまく説明出来ないけど、何かが足りない。そんな感じが残る。
李相日監督にはもう一度「フラガール」のような作品を作ってもらいたいと思うのだけど。
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