タナダユキ監督で大島優子主演と聞き、面白そうと思い、久々に映画館に行く。
新宿・箱根間を結ぶロマンスカーで、車内販売として働く女性に生き別れた母親から手紙が届く。忘れたくても忘れられないむしゃくしゃを抱え、仕事に就いた彼女の前に、万引きしようとする中年親父が現れ、行動を共にする羽目になる。
映画プロデューサーで失敗ばかりしているその親父と箱根で母親探しをする羽目になる女性。
凄くたるい二人のロードムービーは忘れようとしていた母の思い出を思い出す。
大島優子の素の顔が見えてくるような演出が箱根の風景の中で活きている。
タナダユキ監督、大島優子主演の女性達が作るアイドル映画もちょっと変わって趣が面白い。
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