ゴールデンウィーク、前半の好天も月が変わり、穏やかな五月晴れを期待していたけれど、風は強く、木の葉は舞い、気温の低いあいにくの天気が続いている。
例年ならば、片づけているはずのストーブも朝晩の冷え込みのため、まだ稼働させており、冷気よけのために窓に垂らしたビニールも未だ剥がせずにいる。
憲法記念日を間近に控え、新聞ニュースも「改憲」論議に関心向けるべく、様々な角度から「憲法」を語り始めている。
一番素直に読めたのが、「軍備」なしで「国家」が維持出来るのかという「憲法」制定時の議論とその後、「還暦」を迎える今日まで、「軍備」なしで繁栄してきた我が国の足跡。
敗戦時、食料なく、貧困にあえぎ、体力なく伝染病が蔓延した時、「憲法」に書かれた「文化的暮らし」を夢見て、生存権を叫び続けた我らが父母たち。
「時代にあわない」時は水爆実験、朝鮮動乱、ベトナム戦争と遠い異境のアジアの海で地軸揺るがす爆撃を繰り広げた世界の警察、アメリカ合衆国の挑発の時代に幾度もあっただろう。
国防論議も、在日米軍再編に協力的、非協力的で決まる「地方交付金」法案も論議されているらしく、「押し付け憲法」の裏側を見る思いもする。
日本全国におよそ8000カ所あると言われる65歳以上の高齢者が半数を超える集落「限界集落」、人間の暮らせる郷土は無防備集落となり、太平洋沿いの大都市のみが「日本」であるかのような「まつりごと」が営まれる。
日本の七割は雪国。東京に住む出稼ぎ流民たちの忘却の中に、この国の現実がある。
「トンネルを越えるとそこは雪国だった」
穏やかな五月晴れを望み、あした天気になぁーれ!
- ohmynews : あした天気になれ!
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