安倍首相が発表した地球温暖化対策「美しい星へのいざない」の記事を読み、こないだ新聞で読んだ「温暖化と森林伐採」を何故か思い出した。
京都議定書で適切な森林の二酸化炭素減少を図るために、議定書発効以降に計画的に作られた森林の伐採は禁じるけれども、それ以前に作られた森林は効率的な二酸化炭素減少を図るために間引きしても良いという、「人間の知恵」が自然を作るようなお話。偉いもんだよ、人間は。
「だまされていた」という責任論は「みんなだまされていた」に落ち着き、責任のなすりつけに終始して、「だまされまい」とする自己防衛を失う。
映画『江分利満氏の優雅な生活』で語られる仲間が戦争で死んでいくより、軍需景気で一儲け出来、嬉しがる親父を見て育ち、「何か違う」というわだかまりをはき出せずにサラリーマン生活を送る主人公と同じく楽観論者の「美しい○○」論は自分が美しくなるためのシェープアップ、間引き論に思えてくる。
環境問題に真実はなし。
公害体験を活かせないこれもバブルボケなのだろう。これも。
寒すぎるリラ冷えにストーブつけるこの頃。
自然の間引きは始まったのかな?
神様、ヘルプ。
- OhmyNews : 温暖化と間引き論
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