このところ、大気の状態が不安定になっているらしく、昨夜は札幌でも珍しく竜巻注意報なる物が発令された。
そんな不安定な状況下、うちの職場にアルバイトで来ている学生が事故を起こしたという話が流れた。その学生はバイクで三叉路に差し掛かった際、何らかの原因で転倒し、右肩から転げ落ち、肩、あばらを始め、全身打撲の上、骨折もしているらしく、今は病院で入院しているという。
アルバイトの復帰は無理やら、後遺症が残るだろうという憶測やら、いろんな話が流れる中、職場内でもそれぞれ微妙にその事に対し、温度差が感じられる。
そいつと仲良かった奴でもそのような大怪我の話に触れたがらない奴もいれば、落ち込む奴もいる。
現実をどう受け止めるかがそれぞれの中に葛藤としてあるのだろう。
身近な人間が過酷な状況に置かれた時、自分自身ではないからそれぞれの中に温度差が生まれる。
その事を口にすると果てしない言い争いにもなりかねないからみんな押し黙る。
別な事で些細なこだわりからの言い争いの末に、職場を辞めていった人の話を聴いた。
人の中の温度差をなくすのは難しいことなのだろう。
例えその温度差の原因が人の生き死に関わる事であっても。
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