「木靴の樹」の巨匠、エルマンノ・オルミ監督が長編最後の作品と位置づける「ポー川のひかり」を観る。
上映館でこの作品と「湖のほとりで」が同時封切りだったので、二本続けて観ようと思っていたけど、寒気の襲来で、布団から出たくなく、お目覚め、9時半というところで、「湖のほとりで」は次の休日に先送り、まずは「ポー川のひかり」を観る。
ネットの評判通り、眠かった。(笑)予備知識何もなく、キリストそっくりの「キリストさん」が川の畔に住み着く話と思いきや、ミステリーぽい導入部で混乱しつつ、話半ばの「キリストさん」が川の畔に住み着くあたりでは眠気との闘いは最高潮。
映画の中身も意味深めいた感じで、エルマンノ・オルミ監督の描きたいことは何となく判るけどね。ネオリアリズムの後継者と持て囃された人の現役引退のメッセージ映画は「書を捨てよ、町に出よう」なのだろう。
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