50を目の前にした友だちから、東京に単身赴任の知らせが送られてきた。
不景気な時代、勤めていた会社が札幌から撤退で、結局は大消費地東京への転勤が命じられたらしい。
子供は大きくなったとはいえ、まだまだ働き盛り、勤め口があるだけマシとはいっても、50を目の前だと、順応性は若い頃の比じゃないはず。
せめて、東京迷子にならないでと願うだけだけど、かつては日本全国東京のような大消費国家を目指した国も、半端に都会化し、都市型犯罪だけ残して、シャッター通り化していく札幌の街並みの方が東京迷子にも思えてくるけど。
一番お金を持つ団塊世代が運営する中小企業が後継者育成もうまくいかずに廃業件数、全体比の半分を占めるという今日、東京迷子、東京砂漠の広がる早さは凄いのだとか。
「5年過ぎれば、人は顔立ちも変わる」
中島みゆきの「トーキョー迷子」じゃないけれど、後5年経てば、アカルイミライが望めるのかしら。
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