2010-08-02

タンニングポイント Tanning point

従妹が冠婚葬祭の業者に就職が決まり、さっそく互助会の勧誘にやってきた。

冠婚葬祭業ではこの頃は自殺者の葬儀が多いらしく、亡くなった方のご家族は悲しむ暇もなく、呆然とされているケースが多いらしい。

不景気のご時世、業界では高齢化の後の少子化の波を恐れているという話を聴かされたけれども、冠婚葬祭業はこれから高齢化されていく団塊の世代がいるのだから、少子化の波はまだ先のような気もする、と従妹に話をした。

先日の講演会で聴かされた、これからは5年ごとに社会のタンニングポイントが来るという話をふと思い出す。

それは定年を過ぎた団塊の世代が65歳までの雇用延長を終える2012年から2014年までの労働力の減少、税収の激減。団塊の世代が70歳となり、福祉サービスの需要がピークになる2017年から2019年まで福祉施策の問題。そして、75歳になる2022年から2024年の老人ケアの問題。

今の社会は歴史上類を見ない極端な人口を示したこの団塊の世代の成長と共に、社会形成がなされてきたといわれており、その世代が社会の一線から退く今日は肥大化した社会構成の立て直しが迫られる時代でもあるらしい。

団塊の世代が築きあげたものを根本から見直さなければならない時は第二次大戦の後、世界中で生まれた平和の申し子たちの足跡をどのように受け継ぐかにもなるようだ。

そのタンニングポイントを乗り切ることは、呆然とする遺族になるかどうかと似ていなくもないかなと思ったりする。

団塊の世代から遅れること、10年後に生まれた自分はその10年分、試練を味わうのかもなと思いもする。

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