2010-08-12

命日参り Visiting of anniversary of one's death

今日は実母の命日であり、養父の月命日に当たる日。

用事を早く切り上げ、納骨してあるお寺さんに行き、お盆の供養を済ませてきた。

今年は特に、年明けの入院もあり、本人は切実感はなくとも、主治医から話を聴くと命拾いをしたのだなぁと云う思いが強く、見守ってくれたであろう実母、養父の命日参りは果たしたかった。

全身がガンにむしばまれても、頑なに息子である僕を言語治療中の東京から呼び戻す事を拒んだ実母と、身体の弱り具合を感じつつ、無性に寂しがった養父のどちらの死も看取ることは出来なかったけど、自分も12日に死ぬような気はしていて、入院中も年明けの12日を越せれば、助かると自分に願かけていたりした。

「生きながらえました」の御礼と共に、「一緒に家に帰るよ」のお盆のお迎えに、二人の月命日があると思っている。

台風一過の夜の街、二人は今の街並みをどんな思いで見ているのだろうか?

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