続けて、音楽ネタ。
元祖アニメ世代は僕よりもう少し上の世代になるのだけれど、僕らもほとんど変わらない元祖アニメ世代でして、小学校高学年の頃にはすでに発売されていた「少年マガジン」に続き、「少年ジャンプ」も創刊され、テレビでは「巨人の星」「タイガーマスク」「アタックナンバー1」などいわゆるスポ根ものが大流行の時代。
その少年Aだった僕がセルロイドで出来たソノシートというレコードで一生懸命聴いた記憶があるのが、「ジャングル大帝」であり、ここに紹介する「W3 ワンダースリー」でした。
レンタルCDで、「手塚治虫の世界 [Soundtrack]」を借り、聴いてみると記憶にある曲がたくさんあり、「あぁ、僕も手塚治虫のマンガで育ったんだなぁと改めて思ったりして。
有名作「鉄腕アトム」は物心ついた頃にはもう大人気のアニメだったから、それに続く「W3 ワンダースリー」が僕の中の秘かな同時代アニメという感覚だったのかも知れないし、同じ頃に始まり、ロングランになった「ジャングル大帝」が「鉄腕アトム」より親近感を持っているのも同時代性なのかも知れない。
「ふざける時でもまじめにやろうよ」
「W3 ワンダースリー」のでこぼこ三人組に、それぞれみんな違いがあり、違いを認め合いながら、力を合わせ、解決するお話に、ひとりヒーローの「鉄腕アトム」にない、魅力を感じたんだよなぁと、今、改めて思うのですよ。
DVD-BOXで復刻されているそうだけど、「欲しい」という気持ちはないけれども、機会あれば、見直してみたいアニメではあるのだけれど。