F1史上最も熾烈に戦った二人。リスクを恐れないジェームス・ハントとリスクを恐れるニキ・ラウダ。大火傷を負いながら、奴がいるから戻って来た、と言い放つラウダを一番待っていたのはライバル、ハント。
ライバルでありながら、互いに最も相手を信頼し合う、そんな男たちのカーレースをほとんどドアップの画面で描き通し、粗い画質で見せ続ける。
こんな映画らしい映画を観たのは何年ぶりだろう。
世界を駆け巡る二人のレーサーのドラマにF1なんて全然興味のない人が熱くなった。
ブラジルの場面でかかっていた曲はクララ・ヌネスかな?日本の場面はやけに日の丸が出てきてたな。
ラウダを侮辱した記者を殴り倒すハントに共鳴し涙した。