この頃立て続けに公開作が続くフランソワ・オゾン監督。未成年のレッテルは貼られながらも肉体的には大人の女である17歳。不安定な年頃の女の子の一年の物語。
バカンス地で初体験を済ませ、年上の男性に身体を売るようになる少女は罪の意識もないまま、罪を重ねていく。
むせかえるような少女の性欲が描かれ、自分の身体をうまく操れないもどかしさと快楽に身をゆだねる姿が画面から伝わってくる。
『身体を売ることを覚えたら一生売女』
フランソワ・オゾンのセクシャル・ドラマもどんどん深まっていく。
フランソワーズ・アルディのアンニュイな歌声が映画にマッチしている。
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