HBC北海道放送でドキュメンタリー番組「記憶障害の花嫁 最期のほほえみ」としても紹介された実話の映画化だけど、記憶障害を克服し、後遺症の残る女の子が恋をし、結婚、出産の後、急性妊娠脂肪肝で亡くなる物語。
映画は産んだ子供も5歳になった時から始まり、旦那の回想としてふたりの物語が語られる。
作品は記憶障害になった彼女がリハビリで回復するまでの過程を記録映像という形で観せ、ふたりの恋物語も淡泊に描き、障がいを持つ人の結婚の難しさを観せていく。
悲恋話ではなく、彼女が生きた証を受け継ぐ物語として描かれ、残された父子家庭の難しさも織り込まれていた。
支えがあれば人は生きられる。抱きしめたい人の物語は人を求める物語なんだよな。
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