昨日、ちょっとした操作ミスでスマートフォンの連絡先一覧を消してしまい、慌ててバックアップを復元したところ、なにやらエラーが出て、スマートフォンその物がハングアップしてしまった。リセットも利かなくて、しかたなく、バッテリーを外し、いったん電源を落とし、電源を入れ直すと、起動画面で止まったまま、動かなく、電話の機能も使えなくなってしまった。
メーカー修理かなと気落ちしつつ、会社の同僚の送別会に参加の後、帰宅後、念のためにと取扱説明書を引っ張り出し、リセット、フルリセット、初期化と試し、なんとか使えるようになり、バックアップを復元して、今年初めの状態にまで戻し、まずは一安心したところ。
もうすぐ四月というのに寒の戻りを繰り返し、気分もあまり優れぬこの頃、余計な手間でまた少し疲れてしまう。
この日記でも何度となく書いてきた道民共済とのやり取りも疲れが溜まる原因のひとつで、入院保険を支払う代わりに、「ご加入の継続はいたしかね、お支払いをもって解約となる」から共済加入証書を送れという要求を受け入れつつ、先日、簡易書留で共済加入証書を送り、それと一緒に告知義務違反とする「加入申込書」の写しを送るよう申し入れる手紙を同封させた。
その文面には病院側から個人情報の開示を求められたので、調べた結果、支払いに問題なしとした電話があったことや加入時に道民共済の事務所に直接行き、生命共済の加入について尋ねたなどをも書き記したのだけど、数日後、その返信が届き、告知義務違反である証拠の「加入申込書」の写しが送られてきた。
それに添えられた手紙には、インターネットからの申込である旨が書かれており、支払いは後日になるとあった。
我が家には道民共済の申込用紙が何通か残っており、いろいろ下調べした末に、インターネットからの申込をしたのだろうと思い返しているけれども、道民共済側にすれば、提出された書類のナンバーリングが全てであり、正論の根拠になるのだろう。
自社の正しさを書き連ね、「支払いは後日」という不明確で配慮のない態度が腹立たしく思うのだけど、そんな感情論は「正しくない」のだろう。
いつ振り込まれるかを気にかける今日、ゆうちょ銀行からメールが届き、振り込まれた事を知り、記帳しにATMに立ち寄ってみる。
計算以上の金額が振り込まれており、おそらく解約により発生した余剰金も含まれているのだろうと思うけど、一時に振り込みたいから、訳も言わずに共済加入証書の返却を急かすやり方はただ加入者に不安を与えるだけと思う。
「正しさは正しい」裏にある配慮のなさは病み上がりの人間に手厳しい質問を投げかけてくる時と同等のものだろう。
閑話休題。支払いと共に問題は解決し、全国生活協同組合連合会の苦情・ご提言等の受付窓口に申し立てる事もなくなりはしたけど、道民共済と関わり持つのはもう懲り懲りというのが本音だし、加入している火災共済も解約しよう思っている。
「正しさは正しい」ごもっとも。それで世間が成り立つなら誰も苦労はしません。
今回学んだことは、契約取引の証拠となる物は必ず貰い、大切に保管して、いざという時に提出出来るようにしとけという事。
まずはひとつ肩の荷が下り、渡の世間の鬼退治、一服ついでに振り込まれたお金の使い道を考えようと。