iPhoneで音楽をシャッフルしながら聴いていたら、アルバート・アイラーのサックスの泣き節が流れてきた。
コルトレーンに心酔し、サックスの泣き節でジャズをその語源である「雑音」に戻したフリージャズの旗手で、1970年、ニューヨークのイースト川で死体が発見された男。
作家、中上健次が「破壊せよとアイラーは言った」とエッセイを書いたように、アイラーのサックスは泣き崩れるほどに泣いている。
ポピュラー音楽も好んで演奏したアイラーだから、ここでは最も聞きやすい「オール・マイ・リヴァー」をご紹介。
春を告げるなごり雪の日、アルバート・アイラーのサックスが気持ちにフィットする。
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