高校生と主婦のコスプレ不倫。サラ金にはまる母親にたかられる息子。ふがいない時代に生まれた僕たちはふがいないながらもそれなりに生きている。そんな時代でも産まれてくる赤子に願いを託す。
思春期の子供たちが騒ぐようなことに一緒になって騒ぎ、ヒステリックになるこの社会は大人になりきれないふがいない社会なんだろうな。
コスプレ不倫に対して「変態」とののしるけれど、変態の反対語って何だろう？変態じゃない生き方ってどんな生き方何だろう？
コスプレ不倫の高校生の母親が助産婦で、余計な説教を息子にしないで、助産を手伝わせる。そんな大人がいるだけで、この映画は救われる。
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