色は匂えど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせず(いろは歌)
どんな事があっても現生【ミャーク】を楽しもう。薩摩藩の下、厳しい課税を強いられた宮古島に伝わる神歌と古謡の唄い手は老いた人々。歌が失われようとする今、久保田麻琴はその記録に乗り出した。
老人たちは島の歴史を語り、歌に集い、集い歌うことで神が喜ぶと語る。
そして今、人は集う事を忘れ、歌を教える場もなくなったと老人たちは嘆き、神の怒りを恐れる。
この現生を楽しもう、久保田麻琴は老人たちに東京公演を企画する。
日本の原風景を再現するために。
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