世界最高の技術を持った航空士官が作戦のまずさを嘆き、死にたくはないとつぶやいた。
自分の祖父が何故特攻兵として死んだのか、生き証人の老人たちの話を積み重ねて、思い描く祖父。
「ALWAYS 三丁目の夕日」などでCGを取り込んだ山崎貴監督が作る戦争映画はプラモデルを壊しているようなCGは失笑だけど、ベテラン俳優が戦争の語り部となるドラマ部分は泣かせる。
三浦春馬が浮いている気はしたけど、岡田准一はいい俳優になっていってるな。
死にたくない人間がどう死のうとしたか。この物語のテーマは選択肢がなくなっていく恐怖であり、なくなっていく選択肢の中で守るものをどう守るかなのだろう。
死ななくていい人間が死んでいった時代。それは行き当たりばったりで配慮ない政治が無駄死にを数多く出した時代。
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