マイ・フェバレットな一本「シェルブールの雨傘」
今年(2013年)のカンヌ映画祭で上映されたデジタルリマスター版。数年前、日本でリマスターされたものに比べると色が更にナチュラルになったと思う。
シネコンの大画面のせいか、それともデジタル上映のせいか、粒子の粗さが気になり、全体にモヤがかかった感じはしたけど、雨から始まり、雪景色に終わる映画はまた泣けた。
アルジェリア戦争の時代、兵役で戦場に向かわなければならなかった若者たちの悲恋はタブー視されていたアルジェリア戦争に対するフランス映画での始めての批判として評価されている。
シンプルな二組の恋物語をセルフ全てが歌という画期的な手法は技法に溺れず、見事デジタルリマスターで蘇った。
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