2009年、ソマリア海域で起こった海賊による米貨物船人質事件を描いたポール・グリーングラス監督作品。
貨物船の船長と海賊たちの駆け引きだけで見せる手腕はさすがなもので、海賊側の人間描写も単なる悪役になっていなく、面白かった。
ただ、音楽は盛り上げようとやかましく、救出に来た米国海軍の手際の悪く、乱暴な解決策はつまらない。
だって、何のためにヘリからパラシュート部隊が降りたのか全然判らなかったもん。
キャプテン・フィリップス役のトム・ハンクスのうまさは感服もので、単なるアクション映画に終わらなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿