人気コミックの映画化とかで、「ガチ☆ボーイ」の小泉徳宏監督が映画化ということで観に行った。
アイドルグループのサウンドクリエイターと音楽好きの女子高生の恋愛ドラマは芸能界の裏話的であり、青春テイスト満載のお話で、映画は東京に暮らす若者たちの日常を捉えるように街並みをふんだんに見せながらドラマを進める。
芸能界の裏話的恋愛ドラマという非日常的な話がそうすることで等身大の若者のドラマに見えて、彼が作った曲を聴く場面などではわざと曲を聴かせずに周りの音だけを聴かせる手法を使い、観る側のイマジネーションを高めていく。
本筋だけを語らず、ドラマの周りにある空気を感じさせることでドラマが深まる見せ方がとても成功している。
東京の景色がこんなに生き生きと映し出され、ドラマにとけ込んでいる映画は久々に観た。
ありきたりのラブストーリー、撮り方次第でこんなに生きてくるんだな。
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