色は匂えど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせず(いろは歌)
ジュゼッペ・トルナトーレ監督の新作は腕利きの鑑定士に姿を現さない依頼人からの鑑定の仕事をしていくうちにその依頼人に心惹かれていくというミステリー。
社会背景があるわけでもなく、巧みに仕組まれたミステリアスな物語を楽しむ映画は監督の手腕のうまさを楽しむもの。そして、仕事一筋の鑑定士が心奪われた末の結末は願いなんだろう。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督がこういうミステリーを作ったことがちょっとびっくりだったけど。
コメントを投稿
0 件のコメント:
コメントを投稿