色は匂えど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせず(いろは歌)
余命幾ばくもない末期ガンの青年と友人たちの最後の旅。
始めはわいわい騒ぎながら下世話な会話を繰り返す旅も、友が語るこれからの話も一緒に迎えることが出来ない青年の悔しさと親友なのに末期ガンの青年にどう接していいか判らない友達のギクシャクが露わになる。
そして青年が明かす決断。
人は誰もその人の生き方に口出しは出来ない。末期ガンの青年と友人たちの最後の旅はだからこそ「世界で一番好きな場所」への旅となる。
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