1980年代、軍事独裁政権だった韓国で、多数の民主化運動家が連行され、拷問を受けたという歴史的事実に基づき描かれた映画。
拷問した証拠を隠すために、身体に傷跡が残るような事はせず、水責め、電気責めを繰り返し、北との関わりを自白強要させ、仲間を密告させて、アカとして裁く。
その拷問は殺してくれと云いたくなるほどの拷問。
後に民主化された韓国で政治家になったキム・グンテ氏の手記を元に描かれたこの作品は韓国現代史のタブーが描かれた。
唐辛子を混ぜた水を口に流し込む残忍な拷問の後遺症に苦しみながら、64歳で敗血症で亡くなられたキム・グンテ氏と「葬儀屋」と呼ばれる拷問技師。「いとしのクレメンタイン」が効果的に使われていた。
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