人を意のままに操ることができる男と、その能力が唯一通用しない男との対決。韓国映画の「超能力者」（2010）のリメイクらしく、中田秀夫監督初体験。
藤原竜也と山田孝之の対決ということで期待したんだけど、前半は面白く展開しているのに後半になるとオペラコンサート会場をいきなり舞台にして、説教ぽくなり、急につまらなくなる。
中田秀夫監督のホラー色も話が進むにつれて、藤原竜也が悩み苦しむから気味悪さが薄れ、山田孝之の不死身もわかりきったことになり、最後の意外さも活きていない。
もっと感情のぶつかり合いがメインになっていれば面白かったろうにと思いつつ、少しがっかりした映画でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿