あまり観る気がせずにいた作品だけど、観たい映画が全然ないので観に行ったが、予想通り、テーマが物語として消化されていなく、映像だけが一人歩きしたようなそんな映画だった。
沖縄かなと思いながらもちょっと違うよなと思っていた映画の舞台は奄美であり、随所に奄美民謡が歌われる。
すっかりお爺さんになった常田富士男と松田美由紀の演技が光っていたし、ネットの感想で下手と云われた若手二人は瑞々しい演技で頑張っていると思ったが、ドラマ性を押さえながらも組み込まれたドラマがまずかった。
サーフィンのキーワードなんて映像でも出てこないのに語られるから無意味に感じられるし、サーフィンで語られる自然と人間の話もピンとこない。
生と死、老いと若さ。孤独と共生。云わんとしていることはいいのだけれど。
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