高村薫の小説『李歐』の中国人、李歐のセリフ。
同じ22歳の日本の大学生、一彰と中国人の殺し屋、李歐がふとした事から出逢い、互いの運命を左右する15年の物語。
僕は長崎俊一がテレビドラマした物をケーブルテレビで見たのだけれど、追われている李歐が一彰につぶやくセリフ。
気楽にアルバイトをこなし生きる一彰は動乱の地、中国からやってきて、東南アジアに逃げ延びようとする李歐の生き様に男のロマンを抱く。
李歐よ、君は大陸の覇者になれ、ぼくは君の夢を見るから
どう生きたいかはどう逝きたいかにつながる。
オーマイニュース「余命を生きるということ」へのコメントを頂き、このセリフを思い出す。
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