数日前、地下街で3歳くらいの男の子と並んで歩く親らしきカップルを見かけた。
3歳くらいの男の子が何か喚いている。
「おんぶしろよ」「何言ってんのよ、疲れてるんだよ、おんぶしろって」
このガキ、「おんぶお化け」だなとふと思う。
昔、妖怪ブームの時に「おんぶお化け」の他、様々な妖怪が紹介されたけど、人のことなどお構いなしの妖怪たちは気味悪くも端で見ているとその我が儘ぶりに苦笑した物だ。
ここ数年、街を歩いていると、いい年をした小父さん、小母さんがすれ違う時でも避けようとはせずに真っ直ぐ突進してくる闘牛型が増えてきた。
相手が避けるのが当たり前と思っている。
もし、僕が刃物を持っていたらどうなるんだろう。「想定外」「シンジラレナイ!」危機意識を煽るマスコミ報道もこの妖怪たちには所詮絵空事にしか見えないんだろうな。
だから、妖怪なんだろうけど。
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