2009-12-04

自信過剰 Overconfidence

どうもこの頃、寝坊気味で、目が覚め、時計を見、慌てて起きて、朝飯も食わずに出勤というパターンを繰り返している。

疲れてるのかなとも思うけど、格別、疲労感があるわけでもなく、何でだろうと思っていた。

昨晩、冷え込みがきつくなってきたので、比較的暖かなこの冬、ようやく掛け布団に毛布を足して、寝たところ、今朝は休みなのに、寝起きが良かった。

例年、11月半ばにもなると身支度も寝具も冬用になっているのに、今年はいつになく暖かだったせいか、12月になっても秋の装いで通していたのだけれども、昼と夜の気温差は確実に出て来ており、一番冷え込む明け方を気付かずに、秋の装いのままでいたから、寝起きが悪くなっていたのかなと思う。

映画「不都合な真実」で、ぬるま湯につかったカエルのぬるま湯に一気に熱湯を注がれるとカエルは本能的にそのぬるま湯から逃げ出るけれども、徐々に熱湯を注がれるとカエルは湯あたりを起こすというアニメーションが紹介されていたけれども、このところの緩い寒暖の差もそれなんだろうなぁと思ったりする。

加齢による老いを甘く見る自信過剰もおそらくこれに近いんじゃないんだろうか。

少子化高齢化の時代、感覚麻痺したところで、みんながみんな麻痺していれば、それはまともと受け止められだろうし、映画「不都合な真実」のゆでガエルのように湯あたり起こして、さぁ大変になるのが落ちなのだろう。

暑さ寒さに敏感になるのはある意味考える動物にとって大切なんだろうなぁと思うわけですよ。

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