社会は厳しい物だとしたり顔でいう人が、ほれ見てご覧といわんばかりに、昨日の天候は凄まじかった。
いつもならば雪が溶けずに地表に残る根雪の時期であるのに、まだ地表が見えているからか、昨日の朝の冷え込みはきつく、防寒の仕度をして出かけたのだけど、帰り際の夜には気温も上がり、激しい雨。それが夜半には風を伴い、積雪がまだ覆われていない無防備な家の窓ガラスを激しく雨風が叩きつける。
荒れ狂う天候は寒気と暖気のせめぎ合いなのだろうけど、たかが人間たちの為す術はない。
暴風雨に寝付けぬ夜が明け、疲れ切った身体に救いは穏やかになった朝日の当たる街並み。
遠藤賢司「歓喜の歌」を思い出し、YouTubeで検索してみる。
厳しい社会なんて大嫌いだ。
全ての生物は僕らを噛み砕かんと
復讐の眼を光らせ心中をせまる
天地は僕らを同化せんものと
大気は僕らをおしつつまんとす優しきものほど怒りは大きいもの
その怒りがひとつの優しさも
消し去った時にはもう終わり
さあ今こそ歌おう歓喜の歌を遠藤賢司「歓喜の歌」
[アルバム『歓喜の歌』(1973年作品収録)
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