昨日の昼は職場仲間が見舞いに来てくれ、部屋から外出禁止の僕を励ましてくれた。
夜、テレビ番組の「情熱大陸」で岡林信康の特集をするというので、従妹にあらかじめ用意して買ってあったテレビカードをセットして、ベットの頭上に添えられた液晶画面を見やすい位置にあわせ、横になる。
消灯時間から「情熱大陸」放送まで時間があり、あちこちチャンネルを回すと、松田優作の20回忌の番組や映画「武士の一分」が流れており、少し見入ってしまう。
「情熱大陸」が始まり、岡林信康の生きてきた道のりが辿られ、今の岡林が映し出されるとき、岡林と関わり持った仲間たちが集い楽しむ姿が映し出されていた。
「自由への長い旅」にこだわり続けた岡林は今の自分の自由を「大地に繋がった凧」と語る。
若い頃はその繋がりが煩わしく凧が繋がった糸を切ればもっと自由になれそうな気がしていたけど、今は繋がった糸の中でどれだけ自由になれるかに惹かれる。
過去の縁が今の自分を活かしてくれている。
そんな岡林のメッセージを聴くと、生きるということはどれだけの人に出逢ったかではなく、どれだけの人と再会できたか何だろうと想う。
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