チャニング・テイタムの体験談が元になったというスティーブン・ソダーバーグ監督の新作。
内容は男性ストリップというきわものとは裏腹に就職難時代の青春ドラマになっており、過激さよりも落ちこぼれるのが怖い若者たちの物語になっていた。
ユニオン、組合を通すとうるさいから掲示板で時給バイトを雇うというご時世、アメリカン・ドリームを掴むにはきわどい仕事で一儲けするしかない。そんな社会がベースで示される男性ストリップはその実態を見せることはせずに、成り上がる手段として描かれる。
ストリップ体験者であるチャニング・テイタムのダンスシーンはかっこよく見せるけど、その世界を想像するとかなり苦労したんだろうなと思ったりする。
一か八かの成り上がりにかける社会。就職難の米国のように団塊バブルが終われば日本もこんな世界になるのだろうか?
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