安保世代の青春時代の小説ものの映画化がこのところ多く、この作品も1969年から1970年にかけての物語。
日頃のふっぷんのはけ口に学園紛争に便乗して騒ぎを起こす女の子がクラシック喫茶で出会った男とその友人。
そこから始まる物語は鬱屈した時代に生きる彼らの青春で、激しく人を求める故に、その人を失いたくない人間の業の深さの物語。
二組のカップルは一組の秘めた愛を深める偽装。
人と人の愛がなくて、革命なんか起こせるかな?
愛と闘争の物語は悲劇に向かう。
革命の時代の封印された物語は人の豪なんだろうな。
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