競技かるたに青春をかけた高校生たち。人気コミックの映画化だそうで、広瀬すず主演とか大した興味はないけど、「ガチ☆ボーイ」「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の小泉徳宏監督作品ということで観に行く。サスペンスものでもない青春映画で二部作は必要かなと思いつつ、
幼なじみの高校での再会から始まり、かるた部を立ち上げるあたりから話がふくらみ始め、小泉徳宏らしい世界が繰り広げられていく。
競技かるたのルールとか、技とか、小倉百人一首の歌人の話とか。そんなエピソードが主人公たちのドラマにうまく絡み、前半の山場、東京地区大会へと向かう。
万葉の歌人と自分たちが同じ歌に共鳴している。その醍醐味を描くために成り立っているようなそんなドラマに面白さを感じる。
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