久々の洋画。フランス映画の奇才・フランソワ・オゾン監督の新作
精神的な腹痛を抱え、カウンセリング受けた精神科医と恋に落ちた女。その彼が見知らぬ女と立ち話しているところを見かけ、不審に思う女。
精神的不安が絡むセクシャルティーを描かせたら天下一品のはずのフランソワ・オゾンだけど、双子の物語となり、互いのコンプレックス、嫉妬心が女に向かうサスペンスへと話が移っていくとなにやら安っぽい2時間ドラマ風にも感じられる。
フランソワ・オゾン監督のエロチシズムは存分に発揮されてはいるものの結末もなんかうやむやなまま。
双子と多重人格なんて掘り下げればもっと怖いサイコサスペンスになっただろうけど、フランソワ・オゾン監督は本当に作りたくて作ったのかな?それとも錯綜して出来上がった作品なのかしら。まぁ、どうでもいいんだけど。
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