その1
昼の地下鉄。
スポーツ系の男子大学生。
乗り込み、座席に着くと、布でくるまれた物をカバンからおもむろに取り出し、膝の上へ。
布を広げるとそこには今も昔も変わらぬお弁当箱。
「まさか、食べるのか?」と向かいの席から眺める僕。
予感はあたり、周りを気にすることなく、焼き肉を食った。
その2
いつも仮眠で利用するカプセルホテルの風呂場。
目覚めたばかりの寝ぼけ顔で入ってきたお兄ちゃんの胸にはしっかり名前が刺青されているではないか。
その身体、誰かに捧げたのか、認知症に備えて、自分の名前を刻んだのか。
21世紀もヒッピーたちを眺めるのは面白い。
2 件のコメント:
あちゃー(汗)
面白きかな人間。(笑)
胸の名前はよーく見ておくんだった。。。
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