あじのこが あじのふるさと たちいでて
またたちかえる あじのふるさと
昨夜、娑婆の最期を過ごした友人は今朝、荼毘に付された。
別れを惜しむ友人達は亡き友と最期に宴会で顔を合わせた時に、お茶を飲みにも行かずに、宴会の後、お開きにした事を悔やみ、昨夜の通夜の後も今朝の告別式の後も二次会、三次会と懐かしい顔ぶれとの再会の時を愛おしんだ。
いつになってもしっかり者の女たちと云われるままにその手のひらで遊ぶ男たち。
昨夜の二次会では「飲み放題で飲めない人も一律は割に合わない」とのご意見に沿い、それぞれ個別に注文で宴会を進めた結果、飲み放題なら2,000円取られるところが、食べ物込みで割り勘1,500円、やはり母は賢かった!
サークルという手のひらで遊んだ故人の思い出話も尽きぬまま、今日も昔のように店を変えての雑談義。
土門拳に惹かれ、仏像巡りをし始めたという故人もまだ50代半ば。
故人が果たせなかったこの世の夢をそれぞれ満喫して、あじのふるさとに旅立った故人の手向けにしてみたいのか。
団塊世代の見果てぬ夢は続いていく。
「自分を許すとキリがない。」
故人が語った説教をかみしめて。
- OhmyNews : 亡くなった友人の告別式の後に
0 件のコメント:
コメントを投稿