「神の不在」イングマール・ベルイマン
「愛の不毛」ミケランジェロ・アントニオーニ
レンタルビデオで映画史をずっと辿ったりしているのだけど、苦手とする20世紀の映画の巨匠たちお二方の訃報が届き、ひとつ追悼文でも書こうかといろいろ調べているとこんなサイトを見つけた。
生誕日が判れば、著名人たちの平均寿命が判るのに。(笑)
それにしても映画の巨匠たちの作品を海外は手軽に観れるのに日本は観るのに一苦労する時代となったなぁ。
言論弾圧か、はたまた業界の営利主義、無知なる知識なのだろうか?もしくは栄華を誇ったジャパン・マネーの没落か。
ミケランジェロ・アントニオーニの代表作『情事』は人間関係が不明確になるカット版がビデオ時代に発売されたのみで、DVD時代になって、完全版の発売の動きがあったけれど、今は「中止」の模様。
イングマール・ベルイマンの晩年の代表作『ファニーとアレクサンデル』はビデオ時代はテレビ用バージョンの5時間ものが出されていたけれど、DVD時代には再編集の映画版の発売のみだし、放映時、スウェーデン本国で離婚が急増したという『ある結婚の風景』もテレビ用バージョンは輸入盤を捜すしか手はない。
レンタルDVDではアントニオーニは近作含め、5本程度しか観られず、ベルイマンに至っては未公開だった作品のみが観られるというマニアのみ喜びそうな状況。
平均寿命再び上昇でもあまり喜べないなぁ
- OhmyNews : 亡き人を偲べない
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