MRI、X線で自分の頭蓋骨と久々の再会をし、担当医師から特に異常は見られないとの診断結果を貰いました。連休明けにまだ身体のふらつきが残っていたなら、また来て下さい。といわれ、自分の頭蓋骨写真を見返すとなんか髑髏の笑いを思い出してしまった。
以前、かかりつけの病院でMRI、X線撮影をした後、自分の頭蓋骨の中にある脳の一部が黒く映るところがあって、そこは死んだ細胞のあるところ、自分が生まれた時に死んだその細胞のまわりは死んだその細胞の機能を補うべく、活きているという。けれど、その細胞しかできない機能は回復されることなく、自分の身体の障害となり、今も右手にそれは残っている。
精密機器はあくまでも結果しか写さないし、異変が起きた時はそれ以前の映像と見比べなければ、本来正確な診断は下せない。
昨日の診断結果は要注意のまま終わったけれども、診断の前に調べた血圧測定が低血圧気味を示しており、定期検診の時は少し高めといわれた血圧が下がっている事がもしかすると身体ふらつきの原因なのかも知れないと思う。
どんなに精密な機材を使ったとしても身体の疲労は計れないし、心的外傷も見抜けない。
都会で傷ついた男二人のメルヘン・ストーリー『フィッシャー・キング』を何となく観たくなった。星空の下、全裸になるのはまだ寒いだろうけれども。
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