先週の風邪気味がまだ治らず、「今日も鼻づまり、薬がうまい」の日々、とある訃報を悼む投稿がメーリングリストで流れている。
家庭崩壊が騒がれた時期のテレビドラマに「沿線地図」という山田太一のシナリオドラマがあり、そのテーマ曲として使われていていたアン・マレーの「辛い別れ(You Needed Me)」を聴きたくなった。
私が泣いてこぼれた涙一粒
あなたは拭いてくれた 戸惑う私
あなたは私の心を晴らしてくれたのだ私が売った魂を
私のためにあなたは買い戻してくれた
そして私を立ち上がらせ 私に尊厳をくれたどういう訳かあなたは私を必要としてくれた
あなたは私に力をくれた
また一人で立てるだけの力
世間に立ち向かえるだけの力
また一人で大丈夫なだけの私を高く掲げて
台座の上に載せてくれた
とても高くてはるか永遠を見渡せるくらいあなたは私を必要としてくれた
あなたは私を必要としてくれた信じられない あなただなんて
信じられない これが本当だなんて
私こそあなたが必要だった
あなたがそこにいてくれた私は離れやしない
なぜそんなことするだろうか
愚か者になるだけ
なぜならやっと私を想ってくれるひとが見つかったからあなたは私の手をとってくれた
寒い時には 私が道に迷った時は
家まで連れて来てくれたあなたは希望をくれた
もうおしまいという時に
そして私の嘘を
また真(まこと)に戻してくれた私を友達とさえ呼んでくれた
あなたは私に力をくれた
また一人でたてるだけの力
世間に立ち向かえるだけの力
また一人で大丈夫なだけの私を高く掲げて
台座の上に載せてくれた
とても高くてはるか永遠を見渡せるくらいあなたは私を必要としてくれた
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